レストラン最高峰！マゼランズ40周年スペシャルコース

大航海時代のロマンがコンセプトのマゼランズ

フレンチスタイルのコースで
世界各国の料理を味わえます

アルコール類が充実しており
ビールはもちろん特にワインは種類豊富
*メニュー

私は飲めないので（アルコール類のアレルギーがあるんです・・・手指の消毒はOK）
残念ながら楽しめませんが
お好きな方ならぜひ！味わっていただきたいです

ボトルワインを頼んだ場合は
キャストさんにリクエストすればエチケット（ラベル）を持ち帰れるサービスもあるようです（高級レストランだとありますよね）
お好きな方はキャストさんに聞いてみてくださいね

夏のパークでは冷たい物を飲んでしまいがちなので別料金でカフェインレスコーヒーを注文し
ゆっくり飲みながらお料理を待ちました

コース料理なのでお食事の時間はかなりかかります！2時間はみておいた方が良いです
私はゆっくりお食事したいので2時間半は空けておきました

食事の後にショーやアトラクションを予定している方は余裕を持ったスケジュールが安心ですよ！

小鮎のエスカベッシュ、アオリイカのタルタル、ホワイトアスパラガスのポワレ

40周年のアイコン「ガーランド」を模した盛り付けが華やかな前菜が登場！

エスカベッシュは日本でいうところの「南蛮漬け」小鮎をフリットしたものを玉ねぎやニンジンのスライスを入れたマリネ液に酢漬けしたものです
頭から丸ごと全部柔らかく美味しくいただけます
さっぱりしていて食欲の落ちる夏にぴったり

アオリイカのタルタルはクリーミーなのに後味はさっぱり
表面を薄いゼリーの膜で覆われていて見た目も涼やかです・・・♫
イカの濃厚な甘みをしっかり感じます
ワインに合いそうな一品
とても美味しかったです（もう一つ食べたい）
フワフワのパンにも良く合う！

ホワイトアスパラのポワレはシンプルながら旬の野菜の甘みを楽しめるお料理
欧州では初夏の味としてお馴染みのホワイトアスパラを香ばしくソテーしたものです
これがジューシーで甘い！
「トウモロコシ？？」って思ってしまうほどの甘みにビックリしました
一緒に添えられたガーランド型の大根のピクルスで酸味をプラス
味変しながら頂けるのもポイントです

パンは2種類
フワフワで温かい物が提供されます
ミッキーの刻印が可愛らしい
全粒粉（グラハム）の柔らかいパンと
クルミの味と食感が香ばしいソフトフランス

気を付けないと食べすぎちゃうくらい
美味しいパンです

ついてくるバターはフランス産の発酵バター「ル・ムニエ」のもの（お代わりは別料金）

バターだけで食べても美味しいのでは？
とカロリーそっちのけで想像しちゃうほど口溶けが良い！
濃厚なコクとちょうど良い塩味に虜になっちゃう絶品バターです

前菜もパンもバターも永遠に食べていたいくらい美味しい・・・

カンパチのカダイフ揚げ、パプリカとメロンのスープ添え

お楽しみの魚料理が運ばれてきました
まず見た目のインパクトが大！
こんなに繊細で芸術的な見た目のお魚料理に初めて出会いました

キャストさんのご説明によると「カダイフ揚げ」とは周りに細いパスタのようなものを纏わせて
カラッと揚げる調理法だそう

中身は甘みのしっかりした白身魚のカンパチが使われていました

運ばれてきた時から揚げ物の食欲をそそる香りにテンションが上がっちゃいます
あ～　美味しそう！

まずはソースを掛けずに一口
結構しっかり目に揚げられているので
カンパチ特有の臭みは全くありません
きちんと火を通すことで白身魚の淡白で上品な甘みが引き立っています

このままだと食感が全体的にしっかり目なので
気になる存在「メロンとパプリカのスープ」を掛けていただいてみることに

メロンとパプリカ・・・？
全く想像がつかないですよね
ちょっとスパイシーでまるでパプリカパウダーのソースを掛けて食べている感じ
淡白だった味に少しエスニックな要素も加わってまた食欲を刺激します
掛けた方がしっとりとして食べやすいです
メロンは後味にふんわり
口の中がさっぱりとします

メニューを見ただけでは「？」だった攻めているお料理でしたが実際に頂いてみると
「マゼランズじゃないと食べられない・・・」と唸る絶品のお魚料理でした

パークのレストランのクオリティを超えてました・・・さすがマゼランズ
こんなに独創的で手の込んだお料理が頂けるなんて「凄い」の一言です

和牛のグリエ フムスとトマトのヴィネグレット、仔羊のロースト ミントのパン粉焼き

結論から先に言ってしまうと
「とんでもなく美味しかったです」
このメイン料理が好きじゃない人なんていないと思います
とにかく美味しい！とにかく絶品！至福！！
（もはや語彙力喪失）

お肉は2種類
和牛のグリエ（炭火焼グリル）と子羊のローストです

どちらも柔らかくて本当に美味しかったです
口に含んだ瞬間からずっと
「んー！！美味しいー！！」と思わず笑顔に

和牛は表面に焦げ目がついていて炭火の良い香りが堪りません
中はちょうど良いミディアム
和牛特有の良い香り「和牛香」もしっかり感じられました
美味しすぎる！！

子羊は特有の臭みが苦手な方も多いと思いますが全くありません
ジビエならではの濃厚なお肉の味が楽しめて
後味はミントの爽やかさでさっぱり

付け合わせの花ズッキーニのフリットが初夏ならではの食材でとても美味しかったです
お花の部分にはたっぷりのチーズを詰めて揚げてありました（天ぷら風）
チーズ好きは歓喜のお味

米ナスはとろりとした甘みが堪りません
ジャガイモの品種はインカの目覚めで栗のような濃い甘みがあってホクホクしていました
もうどれも本当に美味しすぎる
絶品すぎる

一見　量が少なめに見えますが
食べてみるとボリュームがあって大満足
もっとパンをお代わりしたかったのにお腹がいっぱいになってしまうほど
満足度も最高峰のメイン料理です

クレマ・カタラナケーキとポルボロン、
柑橘のソルベを添えて

コースのラストを飾るのは
美しく豪華なビジュアルのデザート

カタラナケーキとはスペインのデザートで
クレームブリュレに似たお菓子
下に薄いスポンジが敷いてあり
その上に表面に焦げ目をつけたカスタードクリームが乗っていました
カスタードはそれほど甘くなく表面の焦げ目と相まって思ったより大人の味
私はとても好みの味でした

ポルボロンは不思議な食感のクッキー
一口サイズのクッキーで少し堅めですが
口に入れるとホロホロと崩れてきます

キャストさんから「崩れてなくなってしまう前にポルボロンと2回唱える事ができると幸せが訪れると言われていますよ！チャレンジしてみてください」とのご説明

黙って必死にチャレンジするこジェラたち（笑）
お味は素朴で甘さ控えめ
ホッとする懐かしい感じのお味でした

デザートの締めには柑橘類のソルベを
コース全体を通して個性が光る味が多かったので柑橘の自然な甘酸っぱさがちょうど良かったです
さっぱりとして爽やかでジューシー
とても美味しかったです

最後のデザートまで気を抜かない
手の込んだプレート
格式高いマゼランズの技術と想像力で
ゲスト共に祝祭を楽しみたいという気持ちが伝わる素敵なデザートでした