聖夜を彩るディズニーシー最高峰レストランのクリスマス
| ポイント | 最高 ★5 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 味 | ★★★★★ |
| コスパ | ★★★☆☆ |
| ボリューム | ★★★★★ |
| 混雑度 | ★★★★★ 一年で一番混雑 |
| 手軽さ | ★☆☆☆☆ |
| 季節感 | ★★★★★ |
| 販売期間 | 2023/11/01～12/25 |
おすすめ度は★5つ！
パーク最高級レストランが届けるとっておきのクリスマス
一年で一番輝く季節を豪華な料理と共に思い出に
- 販売スタイル
- テーブルサービス （購入場所 マゼランズ）
*PS対応レストラン
- テーブルサービス （購入場所 マゼランズ）
- 購入金額
- ディズニークリスマス スペシャルコース ￥15000（ペアリングワイン付き￥21000）
（前菜、魚料理、肉料理、デザート パン・コーヒーまたは紅茶付き）
- ズワイ蟹とセロリアークのムース キャヴィア添え
- 鮪のミキュイと鶏胸肉の香草風味
- 白インゲン豆と合鴨と牛肉の煮込み
- 平目のパイ包み焼き フヌイユソース
- 黒毛和牛のグリエ ペリグーソース
- ブッシュ・ド・ノエルとマスカルポーネアイスクリーム
カルダモン風味のストロベリーソース
- ミニャルディーズ
- コーヒーまたは紅茶
- パン2種（お代わり自由）
- ズワイ蟹とセロリアークのムース キャヴィア添え
- ディズニークリスマス スペシャルコース ￥15000（ペアリングワイン付き￥21000）
- おすすめシチュエーション【昼食・夕食・ゆっくり座って食事タイム】
豪華で特別なクリスマスメニューをお探しの方
普通の食事では満足できない！食通のグルメな方に
恋人や家族、友人など大切な人と思い出に残るクリスマスを過ごしたい方
＊PS（プライオリティ・シーティング）についてはこちらの記事を参考にどうぞ！
一年で一番輝く季節を過ごすなら マゼランズ
クリスマスと言えば マゼランズ！
2023年11月上旬 クリスマスのイベントが始まったディズニーシーへ行ってまいりました。
食べることが大好きな食いしん坊の私にとって、クリスマス時期は天国のような季節！
食べたいものだらけです（笑）。
まぁ…食べ歩くために頑張ってお仕事をしないといけない時期でもあるのですが…。
今年に入って久しぶりにマゼランズにお邪魔してからというもの、
すっかり魅了されてしまった私。
クリスマスメニューの値段を見て
「た…高い…（料理のみのコースだけで￥15000）」と一瞬ひるみましたが、
「人生は一度きり。食べずに後悔するより食べて後悔しよう」と瞬時に開き直ってマゼランズのPSを取りました。
我ながら食欲に弱すぎる…。
パークで美味しいご飯を食べるのが人生の楽しみ、自分を甘やかす唯一の趣味なので仕方ありません。
マゼランズに行くためなら、普段は納豆ご飯でも構わない人間なので（笑）。
クリスマス時期のマゼランズのPS状況ですが、
「マゼランズと言えばクリスマス」と言っても過言ではないくらい
一年で最も予約が取れない季節！
マゼランズでの食事を検討されているのならば、
予約開始日時にPS取得するのを強くおすすめします。
本当に激戦です。
（しかも2023年は12/23～25が土曜日から月曜日と言う奇跡の並び。12/24のイブは日曜日）
当日は肌寒く不安定なお天気でしたが、クリスマスらしく飾られたパークにいるだけで楽しい気分に。
マゼランズ～！どんなお料理が食べられるのかな？楽しみだね！
クリスマスの豪華なお食事！早く食べたいジェラ～
内装から特別な気分を引き立たせてくれる…
今回は11：00にPSを取得していたので、開店してすぐの時間帯。
入り口にいらっしゃるキャストさんに「11：00に予約しているゆりぞうです」とお伝えして
待合室まで案内していただきました。
以前はマゼランズ・ラウンジとして営業していたスペースが、
今は待合室として利用されています。
ふかふかのソファに豪華な調度品。
ドーム型の天井画が見事。
待っている間から「マゼランズの特別な空間」を楽しめる。
やっぱり良いなぁ。マゼランズに来るためにお仕事頑張ろう…。
おめかししたジェラたちと家族水入らずでゆっくりできて最高
案内していただいたのは、以前来店した時と同じボックス席でした。
大のお気に入りのこのお席。
おひとり様にも優しいプライベート感が安心できます。
ハロウィーン時期までとは変わり、ほぼ満席。
私のようなおひとり様からご家族、お友達同士、カップルの方までいらっしゃいました。
クリスマス時期のマゼランズの人気の高さが伺えます。
7品のご馳走が織りなす特別なクリスマス
マゼランズはコース料理のみの提供。
ゆっくりと味わうスタイルの為、食事時間は1時間半から2時間はみておいた方が安心です。
特に今回のクリスマスのスペシャルメニューの場合、品数が7品に及びますので注意が必要です。
私は下戸なのでお料理のみのコースにしましたが、
お食事に合ったワインがペアリングされたコースは時間がかかると思います。
「コース料理のみのご提供なのでお時間がかかりますが、この後のご予定はいかがですか？」
キャストさんがお声がけしてくれますので、
DPAやショーなど予定がある場合は相談しましょう。
3種類のお皿が登場 バラエティー豊かな前菜
クリスマスのメニューは何と、前菜に相当するお料理が3皿も用意されています。
他のお店では絶対に食べられない趣向を凝らしたお食事。
品数が多いとワクワクしますよね！
マゼランズの料理レベルはテーマパークの域を超えた、
遥かにレベルの高い物ですので期待値は最大です。
ズワイ蟹とセロリアークのムース
キャヴィア添え
始めに登場したのは小さな前菜。
お洒落なグラスに盛り付けられています。
小さいながらも美味しさがギュッと詰まって
一口食べて驚きました。
蟹の身の強い甘みにセロリの爽やかな香りが
見事にマッチ！
ミニサイズの贅沢なサラダを食べる気分に。
キャビアが優しい塩気を足してくれます。
鮪のミキュイと鶏胸肉の香草風味
この前菜が美味しすぎてお代わりしたいくらいでした！
しっとりとした鶏むね肉はハーブの香りで
鶏独特の臭みは完全に消えていました。
あっさりとしているので
クリスマスカラーのソースをつけながらの
味変が楽しい。
美味しすぎて感激したのが鮪のミキュイ！
ミキュイってなんだろう？
と思っていたのですが、
フランス語で「半生」と言う意味だそう。
表面が網目状に炭火で炙られ、
さながら「洋風の鮪のたたき」。
この炭焼きの香りがすごく良い！
表面を炙ることによって鮪の旨みが濃くなります。
美味しすぎて美味しいとしか言えない…。
白インゲン豆と合鴨と牛肉の煮込み
秋冬らしい煮込み料理の登場。
これが前菜なんだから本当にすごいコースですよね。
ホロホロの牛肉の煮込みの上に、
まるでソーセージのようにジューシーで
ジビエ特有の濃厚な旨みが美味しい鴨のお肉。
このままだと味が少々個性的すぎるところを
白インゲン豆のスプーマ（泡）が
まろやかに包み込んでくれます。
クリーミーな泡が強い味を中和してくれて、
ちょうど良いご馳走に！
前菜だけでこんなに豪華で
特別感が味わえるなんて！
やっぱりマゼランズ最強です。
欧州のクリスマスを感じる絶品の平目パイ包み
平目のパイ包み焼き フヌイユソース
運ばれてきた瞬間から
パイ包みの香ばしい香りに釘付けになる一皿。
パイの焼き目が美味しそうな色をしています。
欧州ではクリスマスイブに
魚料理を食べる習慣があるそうで、
（お肉料理は25日クリスマス本番に食べる）
そこからヒントを得て生まれた料理。
白身魚が特に好まれ、平目はその代表格だそう。
クリスマスらしくパイ包み焼きで登場です。
ソースのフヌイユはフェンネルのこと。
葉っぱの部分はハーブとして
スープなどに使われますが、
下の蕪の様な白い部分は甘みが十分。
煮込むとコクのあるソースに仕上がります。
あまり細かく切ってしまうと
せっかくのパイがボロボロになってしまうので、
大き目の一口サイズに切っていただきます。
一口で…うーん（幸せの怒り眉毛）！と
唸ってしまうほどの美味しさ！！
平目は白身魚ではありますが、
香りと甘み・味は濃厚なタイプ。
その特徴がしっかりと口いっぱいに広がります。
平目の上品で甘い味と
サクサクのパイの香ばしさが堪りません。
これに優しくてコクのあるフヌイユソースが
相性抜群！
美味しすぎる！！
お魚料理だけでも、
このコースを頼む価値があります！
クリスマスらしい温もりのあるご馳走です。
こんなに美味しいお魚料理、食べたことないジェラ！
僕の大好きなパンとも相性がすごく良い！沢山食べられちゃうね～
特別な日と言えば！豪華なお肉料理
黒毛和牛のグリエ ペリグーソース
特別な日と言えばやっぱり
「和牛のグリエ」ですよね！
今回は何と黒毛和牛が使用されています。
お値段が高い訳です…納得。
ソースの「ペリグー」とは
フランスのトリュフの名産地を指します。
名産地の名前を冠したトリュフたっぷりの
濃厚なソースが「ペリグーソース」です。
もう、ビジュアルからして凄いですよね。
王者の風格です。
分厚いお肉が二切れも乗ってます。
ボリュームも十分！
ミディアムレアで良い感じです。
外側は炭火焼の良い香り。
脂肪分は控えめで和牛本来の濃い旨みを
堪能できる完璧な焼き加減です。
柔らかくてしっとりしていました。
濃厚で薫り高い、
大人顔のトリュフソースとの相性は最高です！
まさにクリスマスのご馳走！！
今回はメインの付け合わせも凝っていて、
なんと甘みのあるものでした。
秋から冬の食材の
自然な甘みを楽しめるラインナップ。
かぼちゃのペーストに
丸ごとの栗や素揚げしたゆり根が飾られていました。
食感も違う3種類で、
素朴な甘さがお肉の箸休めにちょうど良かったです。
期待を裏切らない
マゼランズらしい豪華で手の込んだメイン料理でした。
幸せすぎる～！
脂っこくないお肉だから、もたつくことが無く美味しくいただけるジェラ。さすがマゼランズ！
かぼちゃも栗も大好き！ホクホクの食感が楽しいゆり根も美味しかったなぁ～
王道の欧州クリスマスデザート ブッシュドノエル
ブッシュ・ド・ノエルと
マスカルポーネアイスクリーム
カルダモン風味のストロベリーソース
クリスマスのデザートと言えば
欧州ではブッシュ・ド・ノエル一択！
マスカルポーネクリームの
口当たりの良いアイスが添えられていました。
ブッシュ・ド・ノエル自体は
クリームが沢山使われていてトロけちゃう食感。
スポンジ部分もパサつき感は一切なく、
舌触りがとても滑らかです。
これだけたくさんのクリームを使っていながら、
甘ったるさは無く全体的に控えめ。
コースも終盤ですが、
ぺろりと食べられちゃいます。
一緒についてくる
カルダモン風味のストロベリーソースも
甘さ控えめでちょっぴりスパイシー。
ちょっとずつかけて味変が楽しめるのも楽しい。
ミニャルディーズ
ミニャルディーズはフランス語で
可愛らしいを意味します。
食後にちょうど良いサイズの
小さくて可愛らしいお菓子の事です。
欧州の方は食後に
小さな焼き菓子やチョコレートと共に
お酒やお茶をおしゃべりと一緒に楽しむ習慣があるんですね。
マカロンもチョコも
上品で甘すぎず美味しかったです。
コースについてくるコーヒーと
のんびり味わっていただきました。
ご馳走三昧のコースの締めくくりに相応しい
可愛らしいプチデザートでした。
お料理も最高で
キャストさんのお心遣いも最高で
とにかく最高のクリスマスを過ごせました。
終わってしまうのが名残惜しいほど。
感謝の気持ちを込めて、
手描きのガーランドカードをお渡ししました。
まとめ
クリスマスと言えばマゼランズ！
一番輝く季節のとっておきのお料理と時間がここにあります。
お料理の素晴らしさもさることながら、キャストさんのホスピタリティにもきっと感動するはず。
お値段は確かに高級です。
私も最初はかなりひるみました（行くか迷いました）。
結果はやっぱり行って良かったです。
行かなきゃ後悔してたかも。
お仕事に追われ普段の食事が納豆ご飯になりますが（笑）。
王者の名に恥じない最高級のクリスマスが過ごせるマゼランズ。
手の込んだお料理の一つ一つから
「最高のクリスマスを過ごしてもらいたい」と言う気持ちが感じられます。
東京ディズニーシーで経験できる特別なクリスマス。
マゼランズにぜひ、足を運んでみてください。
自信をもっておすすめします。
【総評】王者の実力に驚きの連続！
一番輝く美しい季節 クリスマスのお食事はぜひマゼランズで
大切な人ととっておきのご馳走で最高のひとときを過ごしてください
